日立市に移住する魅力のひとつに、東京圏へ高アクセス!があります。
・移住しても、時には東京や各地へ旅行に行きたい
・普段はテレワークだけど、たまには出社しなければならない
・地方移住はしたいけれど、移動が不便な場所はイヤ
などなど、アクセスの良さは移住先を選ぶ重要なポイントのひとつですね。
今回は、日立市から東京へ出るには? 各地へ移動する方法は? など、
各方面へのアクセス方法を詳しくご紹介します。
レジャーなどで日立へお越しになる際にもぜひ参考にしてください。
最も一般的なのが、常磐線特急ひたち・ときわ号に乗る鉄道ルートです。
品川・東京・上野駅を発着点とし、東京-日立間の所要時間は直通で約1時間40分ほどです。
日立市内には「大甕駅」「常陸多賀駅」「日立駅」「小木津駅」「十王駅」の5つの駅がありますが、そのうち特急が停車するのは「大甕駅」「常陸多賀駅」「日立駅」の3駅です(大甕・常陸多賀駅は一部停車しない列車もあり)。
市内に3つも停車駅があるので、最寄り駅が停車駅ならば、東京駅まで乗り換えなしで行けることになります。
ちなみに「ひたち号」と「ときわ号」の違いですが、ひたち号は上野から水戸までノンストップですが、ときわ号は土浦駅や柏駅など途中駅にも停車しますので、目的地が上野から水戸駅の間にある場合はときわ号が便利です。
運賃は、乗車券2,640円、特急券2,240円(計4,880円)です。
特急ひたち号は1日に3往復、東京-仙台間の直通便があります。
東日本大震災により常磐線のいわき駅以北の区間が大きな被害を受け、一時期はこの直通列車もなくなっていましたが、震災から9年後の2020年、見事な復活を遂げました。
東北新幹線が緊急の時の代替路線としての役割も担っており、東北方面と日立市をつなぐルートとしても大変貴重な列車です。
所要時間は日立-仙台間で約3時間。それなりに時間はかかりますが、東京を経由するより費用面でも乗り継ぎの手間の面でも直通便があるのはありがたいですよね。
運賃は、乗車券3,740円、特急券2,550円(計6,290円)です。
>ひたち・ときわ号の詳しい乗り方・特急券の買い方はえきねっとを確認してください。
各種キャンペーンやチケットレス割引など、特急券がお得に購入できる方法もありますので、ぜひご確認ください。
高速バスは、鉄道よりも料金を低く抑えられるところが魅力です。
頻繁に出社しなければならないけれども、そんなに費用をかけたくない……という場合には高速バスがおすすめ。
また、日立駅・常陸多賀駅のほかに、市内に駅以外の停留所が多くあるうえ、シーマークスクエア、神峰営業所、新田中内停留所の3か所には駐車場が備えてあるため、自宅から車で来てそのままバスに乗車、ということも可能です。
東京駅から日立駅までの所要時間は約2時間30分、運賃は2,700円(繁忙期は3,000円)です。
>時刻表や停留所、料金等の詳しいご案内は高萩・日立線(茨城交通)をご覧ください。
ネット決済割引などを利用すれば、さらにお得に移動することができます。
TX(つくばエクスプレス)に乗り継ぎで、渋滞なく目的地へ!
「高速バスは、首都高の渋滞で到着時間が読めないから……」という心配もありますよね。
実は、「八潮パーキングエリアで降車して、TXへ乗り換え」という方法もあるんです。
それも追加料金がたったの100円で。
乗車中、運転手が首都高の渋滞状況をアナウンスしてくれますので、ご自分のスケジュールに合わせて、このままバスに乗り続けるか、八潮からTXに乗り継ぐかを選びましょう。
ちなみに、30分以上の渋滞が見込まれる場合には、乗り継いだほうが早く到着する可能性が高いそうです。
東京ディズニーリゾートへの直通高速バスも、日立市内から乗降できます。ちょうど開園頃に到着する便と、閉園後に出発する便がありますので、丸一日、しっかり園内を満喫することができます。
この路線は、日立駅には停まらないので要注意。日立市役所前、多賀市民プラザ、新田中内の3か所が市内停留所となっています。
所要時間は約2時間半、運賃は3,300円(往復5,800円)です。
自分の好きな時間に、自分のペースで向かうなら、マイカーという手もアリ。
常磐道で、都心まで約1時間30分。仙台までは約2時間45分です。
市内のインターチェンジは、日立南太田、日立中央、日立北の3か所。
いずれも国道6号線に近く、市内のどこからでもアクセスが良いので、車を持つ日立市民は、実は近郊への外出にもわりと気軽に高速道路を利用しています。
三郷JCTから日立中央ICまでの高速道路料金は、3,480円(日立有料道路分を含む)です。
なんと茨城空港から、福岡、札幌、神戸、那覇への直行便があり、日本各地へも気軽に行けてしまうんです。
さらに台北や上海などへの国際便も備えており、海外への渡航もOK。
日立から茨城空港へのアクセスは、なんといっても自動車で向かうのが便利。
空港の駐車場が無料のため、滞在中の駐車料金を心配する必要がありません。
所要時間は、高速道路を利用して、日立中央ICから約1時間です。
自動車以外の交通手段を利用する場合は、水戸駅からの空港直通バスが便利です。
>茨城空港ホームページ
県外からの利用の場合の方向けとして、お得に宿泊できるキャンペーンなども行っているので、ぜひチェックしましょう。
鉄道を利用してそれぞれの空港へ向かうのが一般的ではありますが、羽田・成田空港への直通バスもあります。
どちらも時間はちょっとかかりますが、運賃を抑えたい時や、大きな荷物を抱えて何度も電車の乗り継ぎをしたくない、というときは便利ですね。
羽田空港線には未明に出発する便があるため、始発列車では間に合わないという時には便利です。
所要時間は4時間ほどで、運賃は羽田空港線が3,700円、成田空港線が3,600円です。
いかがでしたか?
「首都圏へのアクセス良!」と謡っていても、費用が高かったり、乗り換えが多すぎたりしたら台無しですよね。
日立市は首都圏から気軽に、便利に、安価で移動できる地方都市です。
移動の際のアクセスを重視する方はぜひ、移住候補地のひとつにお考えください。
(路線・所要時間・運賃等はすべて、2025年1月現在のものです)
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